沼津ご当地アイドル、仏『JAPAN EXPO』デビュー「地方から世界へ」|ニュース|全国ご当地アイドル図鑑

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沼津ご当地アイドル、仏『JAPAN EXPO』デビュー「地方から世界へ」

静岡・沼津市のご当地アイドル「オレンジポート」が、フランス・パリで開催される欧州最大の日本文化の祭典『JAPAN EXPO』(7月2〜6日)に出演する。今年15回目を迎える同イベントにご当地アイドルが出演するのは初。国内でも無名のアイドルが、新たな日本文化を世界に発信する。


 結成2年足らずのオレンジポートは、静岡県東部地区在住の11歳から18歳までの13人組で平均年齢14歳。地元を拠点とした活動にこだわり、都心でのライブや全国区のプロモーションは行わず、結成から1年弱で約200本のステージをこなしている。

 「地方から世界へ」を掲げ、総合プロデュースを担当するのは、ケツメイシ、FUNKY MONKEY BABYS、加藤ミリヤらを手がけてきた音楽プロデューサー・YANAGIMAN氏。「“ご当地アイドル”という新たなカテゴリーを海外に発信することで、日本のポップカルチャーの奥深さと地方の底力を伝えていきたい。地方と世界をダイレクトにつなぐメディアとして、世界に通用するご当地アイドルを輩出していきたい」と意気込む。

 オレンジポートは『JAPAN EXPO』で、ステージ出演のほか沼津の観光や名産のPRブースを手伝う。アイドルカフェで静岡茶を振る舞い、ツーショットチェキで世界遺産の富士山をはじめとする静岡の観光地をアピール。来場者と直接触れ合うことで、ご当地アイドルとしての本領も発揮する。

 今回の渡仏を受け、オレンジポートを「国際親善アイドル大使」に任命した栗原沼津市長は「彼女たちのパフォーマンスは伝えるエネルギーが高い。そのパワーで沼津・静岡の魅力を伝え、世界中の人を魅了してくれることを期待します」と激励。日本ご当地アイドル活性協会代表の金子正男氏も「2020年東京五輪に向けて、地方アイドルは日本の文化を伝える営業マンを担っています。堂々と日本カルチャーを海外に発信してきてください」と期待を寄せた。

 『JAPAN EXPO』にはほかに、中川翔子、Berryz工房、℃-ute、乃木坂46らが出演。過去にはAKB48やももいろクローバーZ、きゃりーぱみゅぱみゅらもステージを行っている。

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